畑での農作業

都内の畑を借りて、みんなで交代で農作業をします。
土を触って、虫を触って、畑を耕して、肥料をまいて、マルチシートを貼って、剪定して……。

専門のアドバイザーがいるので、安全に実施できます。

畑に行ったメンバーは、作物の様子を絵日記にして他の子どもたちにシェアしています。

キッズコイン&こども手帳

先生やお友だちのお手伝い(労働)に対する対価として、
スクール内通貨「キッズコイン」を稼げます(コインはおやつの購入に使用できます)。

ただ稼ぐのではなく、誰か困っている人をサポートすることでお金がもらえる、という感覚を身につけていきます。

また、子どもたちはそれぞれが「こども通帳」を持ち、自分たちで入出金を管理しています。

To Doノートによる自己管理

子どもたちは一人一冊、「町育ノート」と呼ばれるTo Doノートを持っています。

毎日、「今日のやることリスト」を書き出し、できたらチェックを入れていきます。

何をどの順番でやるべきなのか、優先順位を自分で考え、自分自身の行動を管理します。

身の回りのことは自分でする

掃除や片付け、整理整頓など、学校で教わらないために自分でできない子どもたちが増えています。

町育では、自分が汚したもの、散らかしたものは基本的に自分で片付けます。

掃除の仕方、片付けの方法は教えますが、身の回りのことを律していけるように促していきます。

算数やサイエンスを取り入れた「おやつクッキング」

今日いる全員分のおやつをつくるための分量は? 計りかたは合ってる?
町育のクッキングでは、計算のサポートはしても、正解を教えることはしません。

完成したおやつを試食しながら、もっと美味しくするにはどうしたら良いかをみんなで考えます。

また、温度の実験を利用したシャーベットづくりなど、サイエンスの要素も取り入れています。

みんなで考え話し合う「SDGs コドモ会議」

毎月、SDGsの各項目について「自分たちに何ができるか」を一つひとつ考え、意見を出し合う会議を開催しています。

チームに分かれて子どもたちだけで話し合ってもらい、行動目標を立てます。

プリント学習

宿題以外に、プリント学習の時間を設けています。
主にその子の苦手分野を中心にカリキュラムを組んでいますが、漢字や単純計算などのドリル的なプリントは使用せず、
国語であれば述語や文章問題、算数であれば図形問題やマス埋めなど、
「考える」「理解する」を中心に問題を選定しています。

カードゲーム

ことばの表現力を高めるため、カードを使用して遊びながらさまざまな表現にチャレンジしています。

人によって多様な解釈が可能なカードを使うことで、「正解がない」表現や語彙力をはぐくみます。

ゆめまちカフェ(ほぼ全て企画運営キッズメイン)

「東日本橋のまちに、こんなお店があったらいいな」というアイデアを子どもたちが出し合い、そのお店を1日限定でオープンしました。

ほぼすべての内容を子どもたちが自分で企画し運営。

メニュー考案、試作、招待券の制作なども行い、お友達やご家族を呼んで楽しいお店運営を行いました。

コドモ縁日(地域交流) ※壁新聞

夏休み、隣の不動院さんをお借りして縁日を開催しました。もちろん企画や運営は子どもたちです。

ヨーヨー釣りやスイカ割りを行い、当日は近所の方々も多く集まって大賑わいとなりました。

地域の方々も喜んで協力してくださり、お魚の解体ショーなどで盛り上げていただきました。

3月の年度末謝恩会

町育の謝恩会は、子どもたちがと一年間通った経験や成果を親に発表する「成果発表会」です。

「今年、町育でがんばったこと」「町育で来年がんばりたいこと」を英語でスピーチします。

もちろん司会進行も子どもたち。壁には1 年間の壁新聞がすべて貼り出され、子どもたちの成長を感じられる一日です。

マックで買い物チャレンジ

夏休み中、お母さんの手間を省く意味も込めて、マクドナルドへ買い物に出かけました。
メニューを選ぶのも、注文するのも、お金を払うのも自分です。

キッズコインで金銭感覚を身につけた子どもたち。
自分のお金で、何を食べたいのか、いくらかかるのかを計算し、店員さんに伝えることができるでしょうか……。

成功も失敗も、大きな成長につながります。

社会科見学

昨年は、本所防災館、国立科学博物館、リサイクルプラザ、スカイダック、警察博物館、江戸博物館へと足を延ばしました。

どの交通手段を使うのか、どの道順で行くのか、すべて子どもたちが話し合って決めます。

見学の内容を子どもたち自身が壁新聞にするため、見学は取材を兼ねています。子どもたちの表情は真剣そのものでした。

地元商店への訪問課外授業

近くの商店会・町内会に属する店舗さんへの工場見学を実施。
町と積極的にかかわることで、「こんなお店あったんだ!」という発見が生まれていきます。

三味線職人の方には実際に三味線をスクールにお持ちいただき、見て、さわって、演奏を聴くという体験ができました。

協力してくださった店舗さんや職人さんへは、自分たちで御礼の手紙を渡しに行きました。

ハロウィン地域巡回

ハロウィンで仮装した子どもたち。商店街のお店をまわって「トリックオアトリート!」

お菓子をもらって、子どもたちも大満足です。(事前にお店にはご承諾をいただいています)

地域の方々も非常に喜んでくださり、子どもたちと地域の大人たちとの楽しい交流機会となりました。

福祉体験(車椅子・点字)

どんな人にも「助け合い」!福祉体験で車椅子と点字体験。
車椅子にもさまざまなタイプがあることを知り、
点字もポツポツと実際に文字を書く練習と読む方法を教わりました。
困っている人をサポートできるためにも体験して学ぶ機会は大切。